院長ブログ
プレオルソとは?~お子さんの歯並びが気になり始めたら~

「前歯がガタガタしてきた」
「口をポカンと開けていることが多い」
「将来、矯正が必要になるのかな?」
そんな保護者の方に知っていただきたいのがプレオルソという小児用マウスピース矯正装置です。
プレオルソは、歯を無理に動かす矯正ではなく、歯並びが悪くなる原因そのものを改善する治療です。
プレオルソはどんな装置?
プレオルソは、柔らかい素材でできた取り外し式のマウスピースです。
装着時間は
- 日中約1時間
- 就寝中
が基本となります。
学校へ持って行く必要がなく、食事や歯みがきの時には外せるため、お子さんの負担が少ないことが特徴です。
何歳から始めるのがいいの?
プレオルソは一般的に
4~10歳頃
のお子さんが対象です。
特に
5~8歳頃の混合歯列期(乳歯と永久歯が生え変わる時期)
は顎の成長を利用できるため、最も効果が期待しやすい時期とされています。
ただし、お子さんによって歯の生え変わりや顎の成長には個人差があります。
「〇歳だから遅い・早い」ではなく、歯科医院で診査を受けて適切な時期を判断することが大切です。
プレオルソで期待できる効果
プレオルソは歯並びだけではなく、お口の機能も改善することを目的としています。
期待できる効果として
① 歯並び・かみ合わせの改善
永久歯がきれいに並ぶスペースを作りやすくなります。
② 口呼吸から鼻呼吸へ
お口がいつも開いている「お口ぽかん」の改善が期待できます。
③ 舌の正しい位置を覚える
舌が正しい位置にあることで、歯並びが悪くなる原因を減らします。
④ 飲み込み方・発音の改善
正しい飲み込みや発音の習得にも役立ちます。
⑤ 将来の本格矯正を軽くできる可能性
すべてのお子さんではありませんが、将来ワイヤー矯正やマウスピース矯正が必要になった場合でも、治療期間や抜歯の可能性を減らせるケースがあります。
プレオルソだけでは治らないこともあります
プレオルソはとても優れた装置ですが、
すべての歯並びを治せる万能な治療ではありません。
例えば
- 骨格的なズレが大きい場合
- 重度の受け口
- 歯のでこぼこが強い場合
などでは、他の矯正装置を組み合わせたり、本格的な矯正治療が必要になることがあります。
プレオルソを始める前に知っておきたい注意点
お子さん本人の協力が大切
取り外し式なので、決められた時間装着しないと十分な効果は期待できません。
保護者のサポートが重要
毎日の装着や清掃など、ご家庭での声かけが治療成功のポイントになります。
定期的な通院が必要
顎の成長や歯の生え変わりを確認しながら治療を進めます。
口の癖も一緒に改善
- 指しゃぶり
- 舌で歯を押す癖
- 口呼吸
などの癖が続くと、歯並びが再び悪くなることがあります。
そのため当院では、お口の筋肉の使い方や舌のトレーニングも大切にしています。
当院ではプレオルソだけに頼りません
プレオルソは、お子さんのお口の成長をサポートする優れた治療法ですが、お子さんによって最適な治療方法は異なります。
当院では
- お口の状態
- 顎の成長
- 歯の生え変わり
- 生活習慣や癖
をしっかり確認したうえで、
プレオルソ・拡大床・インビザラインファースト・ワイヤー矯正などの中から、お子さんに最適な治療方法をご提案しています。
お子さんの歯並びは「早めの相談」が大切です
歯並びは、永久歯が生えそろってから考えるものではありません。
成長期だからこそできる治療があります。
「少し気になるな」と思った時が相談のタイミングです。
お子さんの将来の健康な歯並びのために、ぜひお気軽にご相談ください。